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  伊予大洲(2) (齋藤滋子)
   
 

大洲市教育委員会製作のパンフレット

 


木野孔司東京医科歯科大学准教授
とサイトウ歯科の院長齋藤博の共著。
(¥1512) 詳しい説明と購入法

サイトウ歯科(磐田駅前)の電話番号は
0538−39−2070です。


〒438−0078
静岡県磐田市中泉375
     リベーラ磐田111

診療時間
  午前9時から12時までと
  午後2時から5時まで

休診日
  土曜・日曜・祝日

駐車場は、
リベーラ磐田の市営駐車場
を利用してください。
駐車券をお渡しします。


 

  前回の続き。40年近く前の話ではありますが、私達には肱川しかありませんでしたので、夏休みに入ると毎日何時間も川にいて、真っ黒になって泳ぎました。しかし、川は天気が悪いと遊泳禁止ですし、8月のお盆には泳いではいけないという言い伝えがあったり、それを過ぎると水が冷たくなったりで、特訓と言っても正味1ヶ月程でした。 生徒は4〜5人、先生はたいてい田中寅雄丸さんという大工さんで、夕方になると仕事の終わったおじさんたちも合流しました。田中氏は20年程前に亡くなられましたが、当時は神伝主馬流の無形文化財として大洲市から指定され、祭りや寒中水泳などのイベントでは甲冑を着て神事として泳いでおられました。(下の写真は、大洲市教育委員会パンフレットより抜粋したものです。)

 寅雄丸先生が一番やらせたのは岸辺に手をついて基本のあふり足(あおり足のこと)の練習をすることでした。それは丁度野球で何度も素振りをするのと同じだと思いますが、まさに手取り足取りの指導で何度も繰り返しやらされ、水を蹴る度に手が砂利の中に埋まっていったものです。
  あふり足はいわゆる横泳ぎの足で、体を横にした時上の足は膝と足首を曲げて前に出し、下の足は膝を曲げ足首を伸ばして後ろに引き、両足を同時にかいて水を挟みこみ、足を伸ばすやり方です。神伝流では、平泳ぎの様に上体が平になっても足はあふり足ですし、立ち泳ぎでも両足を前後に交互にあおって水を挟み込みます。あふり足の蹴り始めの足のポーズは一番注意されたことでしたが、このポーズがきちんと決まると、強く水を蹴って挟み込めるので、大きな浮力と推進力がつき、1かきで7〜8メートル進む事も出来、25mのプールなら横泳ぎを3〜4回することで泳げるほど効率よくなります。この練習で身に着けたポイントは、最初の足のポーズと、ザバッと蹴る力強さと、蹴り終わると同時にスッと力を抜いて両足が美しくそろうこと、その3つでした。
  日本泳法大会は流派によって泳ぎ方が違うので、予選の規定では、平体・横体・立体の3種類を泳がなければなりません。どの流派にもたくさんの泳ぎ方があり、大会に出るにあたってはそれぞれ自分の得意なものを決めればよいのですが、大洲のものは他と比べると地味で実用的であるために点を取りにくく、しかも競技が行われるようなプールではなく川で練習していたのも大洲だけでしたので、とても不利でした。現在では、日本泳法大会は修善寺のサイクルスポーツセンターで毎夏開催されており、シニアのクラスとジュニアのクラスにと分かれていますが、当時は奈良の天理大学のプールで年齢制限なく行われていましたので、大洲はいつも最年少で大人と戦っていました。もっとも、自分達は勝つことなどあまり考えてなく、先生に連れられ、連絡船に乗ったり電車を乗り継いだり、生まれて初めて50mプールを見たりと、うれしくてしょうがなかったのでした。

 下の写真は、大洲市教育委員会のパンフレットからの抜粋です。「○日本泳法大会参加」の欄に、「特に昭和44年に参加した弘岡滋子(斎藤滋子の旧姓です)は1位を獲得して、大洲神伝主馬流の名を全国に高めた。」と書かれています。

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サイトウ歯科(磐田駅前)の待合室で静かに鳴っているJBLのパラゴン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

       
 
       

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