2013年3月に「100歳まで自分の歯を残す4つの方法」(講談社刊)を上梓したことで、数百人の医療相談(有料)を担当して来ました。相談者の多くは、かかりつけ医から、「もう、この歯は長く持ちませんから抜きましょう」と言われ、言われるままに抜歯されたことから悩みが始まっています。
抜歯されてしまうと、100歳まで自分の歯を残す事は夢となってしまいます。抜歯せざるをえない歯があることも事実ですが、それは極一部に限られます。しかも、直ぐに抜歯しないと、癌のように手遅れになることはありません。
したがって、たとえ麻酔され抜かれる直前であっても、「今日は抜かないで下さい」とハッキリ告げて、その場での抜歯は避けましょう。